個人山行 六甲全山縦走
山名 :鉢伏山・旗振山・鉄拐山・高倉山・栂尾山・横尾山・東山・高取山・菊水山・鍋蓋山・摩耶山(掬星台)・摩耶別山・六甲最高峰・水無山・太平山・岩倉山・塩尾寺
山域 :六甲山系
メンバー:TI
3:54山陽電車 須磨浦公園駅(12m)→4:16鉢伏山上駅(216m)→4:23旗振山(252m)→4:35鉄拐山(237m)→4:48高倉山(200m)→5:12栂尾山(273m)→5:28横尾山(312m)→5:51東山(253m)→7:02高取山(328m)→8:49菊水山(458m)→9:45鍋蓋山(486m)→12:01摩耶山(702m)(掬星台)→12:31摩耶別山(715m)→14:50六甲最高峰(931m)→15:26水無山(799m)→16:15太平山(681m)→17:05岩倉山(490m)→17:17塩尾寺(350m)→17:49宝塚駅(52m)
18:11宝塚駅→18:30尼崎18:31→18:42新大阪18:51→19:39名古屋駅19:46→19:59池下→20:06自宅
距離:43.2㎞、上り3,240m、行動時間13時間55分(休憩23分) 平均ペース150〜170%
二年連続の挑戦。今回も六甲山全山縦走大会の一週間前に敢行。何故かというと、街並みを歩くコ-スもあり、道迷いの無いよう要所の電信柱等に矢印の紙が貼られているためです。(それでも昨年は3回、今回も1回道迷いしました)
スタ-トの須磨浦公園駅に一番早く到着するのが5時37分で、それでは宝塚には夜半過ぎになる可能性もあり、大会以外で挑戦する人は少なく、全体行程の4分の3の鵯越駅からの縦走に挑戦する人が多いようです。スタートの須磨浦公園駅から約1.4kmにある素泊まり専門の旅館大和屋に今年もご厄介になりました。泊まっているのは私だけとのことでした。餃子の王将で、ニンニク増し餃子、ニラレバ炒め、炒飯を平らげ栄養を付けて就寝、と言いたいところですが、よく眠れませんでした。
昨年は、16時間38分と少々私が足を引っ張ったような展開でした。今年も無事完歩と色々アイテムを施し、予定の3時30分にスタートできるように旅館を出発しましたが、1km歩いた先にある一ノ谷戦の濱碑を写真に収めようとしたところ、携帯が無いことに気が付き、旅館まで取りに行き往復2km余分に歩き幸先が思いやられました。でも、昨年経験したことは大きいことで、順調に歩みます。
鉢伏山、旗振山、鉄拐山、高倉山、栂尾山、横尾山までは夜明け前なのでそれぞれの山からの神戸市内の夜景は絶景で感激です。何回見ても飽きませんね。
低山、かつ、市街地を通るため、イメージとしては200m登ったら50mまで下山、300mだったら100m、400mだったら150m、そして702m摩耶山だったら230mからの折り返しと何度も繰り返します。昨年は、菊水山が一番堪え何度も休憩しましたが今年は息を整えて休まずに登れましたが、再度越から摩耶山間はきつかったです。摩耶山から先は惰性で行けます。
栂尾山手前の名物400段の階段、名勝馬の背は昨年中学生のワンダーフォーゲル部員達に軽く抜かれましたが、今年は暗闇の中一人怪我の無いよう進みます。
掬星台からの神戸市街の景色は一番近く、大きさを感じるポイントで、今度は夜観光で訪れたいと思いました。休憩ののち六甲山まで一般道や脇道を歩きます。ところどころ雪が積もっていました。トイレで立ち寄った六甲ガ-デンテラスの自販機にエナジ-ドリンクがあったのでのどを潤しました。東北の百名山から8時間かけて帰る時もこれを飲めば眠くなることはありません。職場の若い子が夜勤の度に飲んでいるのを見て注意していますが、やはり疲れているときは効果てきめんで、全く疲れませんでした。
六甲最高峰で終わりません。そこから宝塚駅まで15kmと泣けてきますが、多少登ることもありますが、少しずつ下って行くイメ-ジです。しかし、約40km歩いた後の塩尾寺から駅までコンクリ-ト道を標高差300m下るのは膝に負担がかかり大変でした。
やはりゴ-ルの宝塚駅を見たときは嬉しくてたまりません。17時55分と後半はヘッドランプを使用せず到着しました。
今回のため各務原アルプス縦走も二回チャレンジして、挫折も味わいましたが、今回の山行を糧に残りの百名山を締めくくりたいと思います。