九州遠征 韓国岳・高千穂峰

年月日 :5月10日(土)~5月11日(日)
山名  :韓国岳(1700ⅿ)、高千穂峰(1574ⅿ)
山域  :霧島連山(九州 鹿児島・宮崎)
メンバー:SS(Ⅼ)

5/10(土) 曇り 強風 セントレア8:10=ANA2515便=鹿児島空港9:30/10:00=レンタカ-=えびの高原駐車場11:00/11:15~韓国岳登山口~硫黄山火口展望所11:50/12:10(昼食)~韓国岳山頂12:50/13:10~韓国岳避難小屋13:39/13:49~つつじケ丘登山口14:33/14:35~えびの高原駐車場14:40~観光(霧島神社)、お風呂、食事~高千穂峰河原駐車場(車中泊)

朝方まで土砂降りの雨。車で最寄り駅まで行くことにし、民間の駐車場に2日間駐車(500円/日)。セントレアに行く電車は満員だった。荷物の預け入れ、保安検査場を無事通過。荷物タグ付けが自動化されていて、若干手間取った。さて、飛行機は定刻通りに鹿児島空港に到着。これから登る韓国岳、高千穂峰が雲の上に顔を出していた。前線通過の直後で、結構揺れた。

レンタカ―のカギを受け取り、えびの高原に車を走らせる。途中の霧島温泉郷では、源泉から蒸気が空に向けて吹き出していた。1時間程でえびの高原第一駐車場で500円払い駐車。料金所に掲示されていた韓国岳山頂の風速は21mとなっていた。

一人旅でなんだか心細いが、身支度を整えて出発。少し早いがミヤマキリシマだろうか、部分的だがツツジぽいピンクの花が咲いていた。1時間近く登り来た道を振り返ると、眼下に、えびの高原の施設がよく見える。上空では風がビュンビュンとうなりをあげている。途中、避難所で風をしのぎながら、カップそばをすすり、さらに1時間程で、山頂に。かなりの風で、あまり長くは居られなかったが、火山性地震が活発化し、入山規制がかかっている新燃岳をまじかにみることができた。

下山は、大浪池に下るルートを選択したが、直下は火山岩の不安定な急な下り、途中からは、古く土砂が流出し土台がむき出しになった不安定な木道で、避難小屋まではストレスを感じる道であった。ただ、新緑はきれいで、登りとは対照的であった。

避難小屋で軽く休憩を取り、つつじの丘登山口までは快適な新緑の水平道を移動。約3時間程の山旅を満喫した。

その後、移動し、道の駅や天地創造の地とされる高千穂峰の麓に鎮座する霧島神宮(伝説によれば、霧島神宮は天孫降臨の地としても知られ、天照大神の孫、ニニギノミコトが地上に降り立った場所とされている。)などを参拝し、お風呂と食事を済ませ、高千穂河原駐車場に車を止めた。

5/11(日) 晴れ 強風 高千穂河原駐車場5:17~展望台5:31~御鉢6:33~高千穂峰6:54/7:06~同じ道を下山~高千穂河原駐車場8:19=レンタカ-=お風呂(日の出温泉きのこの里)、お土産=鹿児島空港12:00/13:30=SKY636便=セントレア14:30

早朝に到着した神奈川から来たという男性と少し会話し、身支度を整え出発。歩き始めは緩やかな登りだったが、御鉢への登りは火山岩のガレた急登だった。眼下に2011年に噴火し吹っ飛んだ新燃岳の溶岩ドームが、昨日よりまじかに見る事ができ、不気味な感じがした。御鉢めぐりをしながら、高千穂峰への取り付きに到着。何層にも重なった溶岩の後が生生しい。ここから山頂までは、火山岩の歩きにくい道の急登。なんどかバランスを崩しながら、山頂に到着。風は強く、誰もいない。新婚旅行で訪れた坂本龍馬が引き抜いたと言われる「天の逆鉾(あまのさかほこ)」が。感慨にふけるまもなく、風が強く寒いのでそうそうに退散。

韓国岳、高千穂峰と登り、九州百名山がひとまず完登。またの機会は、ミヤマキリシマの咲く時期に。

2025年記録

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