冬合宿記録   蝶が岳  (徳沢ベースキャンプからのアプローチ)
メンバー:M.SL)、M.K(SL:装備)、F.K(SL)、S.A(食料)、T.M(食料)、M.F(会計)、S.S(渉外)、U.T(記録)
記録
17日(土)天候:晴れ
TM4:00SA 4:30MS 4:40UT 5:00 名古屋IC
FKカー 4:00MK 4:30SS 4:50高速IC
恵那峡SAでチーム合流→松本IC 沢渡駐車場8:45
タクシー(駐車場発)9:10 釜トンネルゲート 9:30
釜トンネルゲート 9:30〜大正池ホテル〜上高地BC 10:30〜明神12:30〜徳沢 13:30〜(テント設営)
18日(日)天候:午前曇り、16:00〜雪
徳沢幕営地2:00起床
タック3:45 蝶ヶ岳 11:00登頂〜徳沢幕営地12:50
110日(月)天候:曇り:
徳沢幕営地4:00起床撤収
6:00出立〜明神池8:30 〜上高地(河童橋) 9:45釜トンネルゲート 11:00
感想ほか
初めての冬山合宿(連泊)に参加させてもらいまして。年末から冬山訓練、またリーダーのMSさんにご指導いただいて、
13日にも御在所でアイゼン訓練をして臨みました。
1日目は快晴に恵まれ、大正池から見た穂高連邦の美しさに見とれてしまい、なかなか歩が進みませんでしたが、どうにか
徳沢についた時には13:30でした。ここから2時間のぼってキャンプというのが当初の予定でしたが、 20キロの荷物を背負っ
てキャンプ地まで行けるのか時間的に微妙だったこともあり、徳沢でキャンプとしました。
2日目の天気予報は数日前から雪との予報でしたので、予報を見ながら朝4時から登り、天気が下り坂になる前にキャンプ
に戻るという予定にしました。初めての冬山での楽しみにしていたことのひとつは、星景写真を撮るという事でしたのでTMさ
んの用意した豚汁の食事終了後、早速カメラをもって一応撮影しました。寒くて根性が続かず早々に退却してテントに戻ると、
私のテントのお二人はすでにグーグーとお休み状態でした。私自身はテントはものすごく寒いことを想定して、上下ダウンを
着て冬用シュラフの中に入ったのですが、背中が冷たくてなかなか寝付けないという事を初体験しました。(後で気づいたの
ですが、マットの空気が十分入ってなかったのが敗因でした)。
345分から真っ暗の山を只々のぼるのも初体験でしたが、幸いラッセルすることもなく雪にならないうちに森林限界を
超えて、富士山や穂高連邦、槍ヶ岳を見たのは本当に感激でした。
徳沢幕営地に帰ってからしばらくして、予定通りというか雪が降り始めましたがこれがどんどん激しくなり、テントに積
もってきました。私たちのチームが下りてきているときにまだ上ってきていたパーティーがいましたが、安全、景色の事と
もにまずい計画ではないのかと感じたところでした。
下山後の1キロのすき焼きはさらに最高でしたが、その後、激しい雪でテントがどうなるのかといささか心配で自分はな
かなか寝付けずにいて、一時間に一回程度積もった雪をテントの中から突いて落とす作業をしたりして夜中に雪がや
んでから寝ました。
翌日は、20センチくらい雪が積もっておりましたので、ワカンの出番かと思いましたが、SAさんの「これくらいだったら
必要なし」とのことで初めてのワカン歩行の本番は次回にお預けということでまた次回を楽しみにしたいと思います。
色々とご指導していただきましたメンバーの皆様に感謝したいと存じます。
文責:U.T