個人山行 白峰三山(白根三山)

年月日 :2024/9/13(金)~15(日)
山名  :北岳・間ノ岳・農鳥岳
山域  :南アルプス(赤石山脈)
メンバー:NS,MM

コースタイム
13日 広河原インフォメーションセンター6:09~白根御池小屋8:43/9:10~肩ノ小屋12:14/12:41~北岳13:31/13:58~北岳山荘14:57
14日 北岳山荘3:45~中白根山4:19/4:37~間ノ岳6:03/6:28~農鳥小屋7:38/8:04~西農鳥岳8:55/9:15~農鳥岳9:58/10:20~大門沢下降点10:51/10:57~大門沢小屋14:07
15日 大門沢小屋6:11~大古森沢出合7:42~大門沢ゲート9:03~奈良田第一発電所9:10~奈良田駐車場9:30


前夜車中泊、北岳山荘と大門沢小屋泊で白峰三山縦走へ行ってきました。
ログによると3日間の総距離は25.8km、累積登り2570m、下り3271mでした。
3000mの稜線歩きは息がすぐに切れてしまいゆっくりゆっくりと歩き、何とか完歩できました。
途中の水は肩の小屋と北岳山荘より白根御池小屋、大門沢小屋の方が美味しかったです。
農鳥小屋と大門沢小屋のトイレが劣悪と聞いていたので、農鳥小屋のトイレを見学してみたら、匂いがきつく吐きそう。大門沢小屋は薬を使用していて匂いは大丈夫ですが、溜まっている汚物がもろ見える状態です。

初日朝5時、タクシーに奈良田駐車場へ来てもらい、ゲートオープンと同時に広河原へ移動しました。この日は一気に累積で標高1700m上げます。北岳山頂では時々青空がのぞきますが、残念ながらガスで眺望はありませんでした。

2日目がメインの縦走の日。まだ暗い中ヘッデンスタートし道を間違えないよう慎重に進みます。間ノ岳の手前でご来光を拝み、どんどん日が高くなって行く中、間ノ岳、西農鳥岳、農鳥岳と進みますが、景色が最高で止まってばかりです。農鳥岳山頂からは富士山、北岳、間ノ岳を見ることができました。大門沢下降点までくる頃にはガスが上がり始め富士山も隠れてしまいました。そして、下降点からはひたすら一気に1100m下ります。

最終日、明け方に雨が降りましたが夜明け前には止み、食事中の窓から富士山と朝焼けが見えました。この日は下山するのみですが、丸太の橋が4カ所程あります(内1カ所は橋無くても渡れました)その先にある心許ない吊り橋が一番嫌でした。
登山口から林道を歩きゲートの横に出てきて、ゲートの方用のトイレをお借りしてひたすら舗装路を歩いて戻りました。(途中でUターンする車があり、不慣れな車の為、後ろを見て欲しいと頼まれ、そこから駐車場まで乗せていただきました)

3日間、全く雨にあたることなく山行を無事完了でき、体力的には大変なコースでしたが楽しく歩くことができました。
北岳山荘ではちょっと高山病になり、アップル・ウオッチでSPO2測ったら、70~80%でした。

 

補足
平日は奈良田からのバスの始発が8:40と遅いです。奈良田側のタクシー俵屋はタクシー代18000円、芦安から呼ぶと9000円だったと聞きましたが、スタートが約1時間遅くなります。