個人山行 丹沢山地(政次郎尾根から)
山名 :塔ノ岳(1,491m)、丹沢山(1,567m)、蛭ケ岳(1,673m)
山域 :丹沢山地
メンバー:TI、RD、一般2人
R6年11月30日(土)
6:00 TI家付近集合→名古屋IC→新東名・東名→中井秦野IC→10:25戸沢の出合
駐車場(567m) 283km
10:52戸沢の出合登山口→12:30政次郎ノ頭(1,209m)12:39→13:56塔ノ台(1,491m)14:14→15:25丹沢山(1,567m)みやま山荘(泊)
タイム12:時間46分、距離19.1km、累積標高差2,070m、コ-ス定数47、
平均ぺ-ス110~130%
R6年12月1日(日)
6:12みやま山荘→7:08棚沢ノ頭(1,590m)→7:54蛭ケ岳(1673m)8:24→10:05みやま山荘10:39→11:45塔ノ台12:01→14:11戸沢の出合駐車場14:30→11km→15:05湯遊三昧 湯花楽 秦野店¥1,000円16:10→20:15名古屋到着
○小生以外は初の丹沢山系、色んなコースがあり、5年前に登った大倉尾根(バカ尾根)はポピュラ-ですが、登り一辺倒で人工の階段は一つ一つ段差が有り使いたくないなと思い、近くからバス等を利用しての西丹沢ビジタ-センタ-やヤビツ峠からのコースも考えましたが、RDさんから、10年以上前の会の報告に今回の政次郎尾根があるとの情報で計画しました。
○日本の大動脈は車の量も半端でなく当然ながら事故も多く、行きは大井松田IC(おかげでインタ-を通り越してしまった)、帰りは、掛川森IC付近での事故で、30~40分の渋滞に巻き込まれてしまったが、全体的に計画通りの行程でした。
○戸沢の出合駐車場までの5kmは未舗装で、白山の平瀬登山口以上の悪路。ヤマップの情報もあり覚悟していたが、凸凹に更に石が縦に突き出しているイメージでタイヤがバーストしないか、初めての経験でした。
○しかし人が多い。悪路にも関わらず、どうしてこんなところに人がいるのといった感じで、流石関東エリアからの人気山系だ。
○駐車場から政次郎ノ頭までの約650mの急登、1時間35分かけて修行。上を見上げると青空が見えたのであそこまでと歯を食いしばっても、その先はまた急登が続くといった感じ。
○政次郎ノ頭からは楽しい尾根歩きと思いきや、アップダウンを重ねて徐々に上がっていく。特に、塔ノ岳手前はきつかった。長年に渡って登山者が押し寄せることもあってか、やたら木道が整備されている。良いようで膝には悪く、RDさんは悲鳴を、私も後半痛くなった。
○塔ノ岳からの富士山は素晴らしい、また、この先はどこからも最近雪をまとった富士山が眺められる幸せロ-ドだ、方や反対は、相模湾、大島、三浦半島が手に取れるような眺望。
○小生塔ノ岳からの激下りから登りに入った途端、使う筋肉がチェンジしたため、足が攣ってしばし悶絶。ここしばらく無かったが、水分補給が出来ていなかった。猛省。漢方薬を飲んだ途端元気もりもり、丹沢山まで猛突進。
○しかし、塔ノ岳の山頂で尊仏山荘、丹沢山山頂もみやま山荘と何故か山の名前がついていない?
○みやま山荘は、築2004年でとても綺麗です。30人収容でこじんまりしていますが、談話(飲食)スペースが狭いのが難点以外は申し分ありません。朝食もこんな時期にも関わらず5時20分から頂け、早く出発できました。
○女将さんからとにかく蛭ヶ岳への最初の下りは気をつけなさいと。言いつけを守って、朝のピンと張りつめた新鮮な空気の中、昨日以上の富士山を見ながらゆっくりと。二日目の山行は一般的に下山が主となりますが、ヤマップによると二日目も870m登ることに、蛭ヶ岳と丹沢山の標高差は106mなので、この先もアップダウンの連続が予想されます。そのとおりで、体力消耗が激しいものの、季節は冬季初頭で夏の様なぐったり感まではありませんでした。
○やっとこさしんどい坂を上り切って蛭ヶ岳に到着。横浜や新宿界隈の高層ビル、東京スカイツリ-、房総半島まで見渡せ、これは何回来ても、と思うのも分かります。小屋の反対側に行けば、富士山が一番近く見え、右側には同じく白い南アルプスが連なっています。南アルプスだって3,000m級なのに、富士山は頭二つも三つも飛びぬけた高さです。さすが日本一。
○みやま山荘から結局最後は塔ノ岳まで、180cm位のハ-フの美人女性とご一緒出来、私は幸せでした。歳を聞いてビックリ。48歳と。皆20代に見えたと口を揃えました。
○とにかく登山者が多い。何回来ても飽きない山だ。次回は、ヤビツ峠や西丹沢の縦走も計画したいと思いました。
○天気と同行者に恵まれた幸せな山行でした。
○同行三人のコメントです。
「みやま山荘のご飯を食べる順番、寝る場所は小屋チェックインでの順番ではなくて予約順番。中部と関東は違う習慣、システムだなぁとの話がありました。」
「今回は富士山の東側からみるパターン。いつも南か北からなので新鮮でした。」
「今回は2日間共お天気に恵まれた山行となりました、丹沢の定番バカ尾根を避けて政次郎ノ頭から登りましたが、登山口までの道のりはラリーのようでした。政次郎ノ頭を過ぎて、階段のアップダウンで苦労しましたが、翌日の蛭ヶ岳も登頂出来て富士山も、間近に見る事ができご一緒して頂いた皆さまに感謝です、ありがとうございました。」