個人山行 快晴の西穂高岳

年月日 :2025/8/31-9/1
山名  :西穂高岳
山域  :北アルプス
メンバー:NS,MM

コースタイム
8/31 鍋平登山者駐車場11:42→しらかば平駅12:06/12:15→西穂高口駅12:23/12:40→西穂山荘13:58
9/1 西穂山荘5:58→西穂丸山6:15/6:18→西穂独標7:02/7:09→ピラミッドピーク7:33/7:35→チャンピオンピーク7:47/7:54→西穂高岳8:22/9:13→チャンピオンピーク9:40→ピラミッドピーク9:53/10:00→西穂独標10:23/10:29→西穂丸山11:03→j西穂山荘11:27/11:51→西穂高口駅13:03/13:13→しらかば平駅13:24/13:30→鍋平登山者駐車場13:52


1日目
無料駐車場が空き始めるだろう時間に遅らせて到着、結構空きができていました。暑い時間となってしまいましたが、汗を拭きながらロープウェイ駅まで日陰を縫いながら歩きます。
株主優待を使い往復ロープウェイ代は600円安の3000円でしたが、荷物が6kg以上なので往復荷物代で600円かかりました。今回はテント泊なので測ったら14kg弱でした。
西穂高口に到着すると気温はぐっと下がり気持ちいい。ここで軽くお昼ご飯を食べて西穂山荘を目指します。
西穂山荘に到着し、テン場の手続きをして設営。小石の少ない最後の場所でした。その後もテント泊の方がやってきて、満杯となりました。
大学のワンゲル部の13人パーティーの4張りが来て一気に混み合いました。
最後に来た中国人と思われる男女がそれぞれソロテンを張っていましたが、男性のは吊り下げタイプで、ポールを一本ずつ張っても立てられますが、女性のはスリーブに通すタイプなのに同じようにしようとしていて、2本目が通せないのにどうするのか?と皆で上から見ていましたが、その後全く進まないので見かねて手伝って立ててあげました。
西穂山荘のデッキでビールや酎ハイ、炙りチャーシュー、もつ煮をいただきました。本日の夕食はアルファ化米、フリーズドライのチキンカツカレー、オニオンスープです。全てお湯だけで済むので簡単です。
小屋泊だと夕食時に天気予報解説があるのですが、テント泊の人にも説明してくださいました。連日の様に西穂から奥穂間で死亡事故が起きているということで注意喚起がありました。
西穂の先と比べれば難易度はぐっとさがりますが、気を引き締めます。

2日目
ワンゲル部が早朝3時半から起き出して、普通に会話を始めたことで起こされました。結局4時半までうるさく眠れず。
5時過ぎに起床。テントの撤収が9時までとのことで、それまでに戻ってくることはできないので撤収開始。夜露でびしょびしょのフライシートを振ってある程度の水は落としますが、とても落としきれません。
デポする荷物を棚に乗せ、今回のメイン西穂高岳へ向け出発します。西穂丸山までは直ぐに到着。西穂独標までは結構登るなと言いながら進みます。ここから岩場らしくなってきます。ピラミッドピーク、チャンピオンピークを越えて西穂高岳に到着。
西穂は11の峰からなるので、上りはピーク毎にカウントダウンしていきます。
途中、ワンゲル部とすれ違い、聞いたところ、西穂山荘から上高地に降りて涸沢まで行き、翌日以降奥穂と北穂へ行くそうです。若いって素晴らしいです。
独標とピラミッドピークの間に斜めの岩を越えるところがありますが、切れ落ちているので、怖い人はここが一番の難所ではないでしょうか。過去、同行者がここで無理となり引き返した事がありました。
西穂高岳までは寒くて薄いのを一枚着ていました。予報では終日11℃ほどだとのことでした。
数年振りに西穂へ行きましたが、所々、こんなだった?と思いながら歩いてきました。歳のせいか記憶があやふやになってきますね。
西穂でのんびり過ごして絶景で後ろ髪を引かれながら往路下山開始。途中で暑くなり半袖一枚になりました。西穂山荘でパッキングし直してから西穂ラーメンをいただきました。
テントが濡れているので、前日より重くなったザックを背負いロープウェイで下山。測ったら1kgほど重くなっていました。ロープウェイの中からは歩いた稜線を一望できました。
快晴の絶景の中楽しく歩けました。
(記:NS)