名古屋ありんこ山岳会 50周年記念山行 冬の陣 by 御在所岳
山名 :御在所岳(1,212m)
山域 :鈴鹿山脈
メンバー:AS、TT、HH、SS、RD、TI、TM、MM、NS 計9名
2026年は、名古屋ありんこ山岳会発足から50年目とおめでたい年です。
それを記念して、50周年記念山行冬の陣を当初1月25日に琵琶湖北にある赤坂山を発足から50年間引っ張ってきたASさんに計画していただきました。しかし、無情にも1月下旬から10年に一度といった冬の将軍が居座り、また、日本海寒帯気団収束帯がちょうど若狭から滋賀にかけて広がり滋賀県高島市あたりは大雪に見舞われ、延期した2月1日もあいにく同じような事態となってしまいました。その前日までASさんは悩まれ、結局、赤坂山はあきらめ鈴鹿山脈とし、その中でも比較的穏やかな御在所岳の一般道を英断され、9人が参加しました。
私が本格的に登山に芽生えたのは、今から8年前56歳の時でした。当時津市に単身赴任しており、4月29日単独で御在所岳を登ろうと中道を歩んでいたはずですが、何故か本谷コ-スへ、途中からヘルメットの登山者がおり、なんと登山は怖いと、逆に本谷を教訓にどこでも行けるような気をさせた(その後、その年恵那山、赤岳~硫黄岳、仙丈・甲斐駒・空木岳を登りました)思い出の地です。中道~裏道は7年前無雪期に長男と登っており、ほぼ記憶がありませんでしたが、随所で思い出しました。
雪道の中、何とか旧道の駐車場に滑り込み、最初から今シーズン初めてのアイゼンを装着して30分遅れで出発。車窓からは木々が揺れていましたが中道登山口では然程感じず、登山届を投函しいざ出発。登山口から雪の急登で苦しめられましたが、御在所岳と言えば、巨岩・奇岩・珍岩のオンパレ-ドで特に中道は、おぼれ岩、立岩、イルカ岩、地蔵岩など宝庫で、気休めとなりました。少し前までおぼれ岩が地盤の脆弱から傾き、登山道は閉鎖されていましたが、おぼれ岩付近に迂回路ができ復活しました。アイゼンをつけての(通称)キレットも神経を尖らせますが、無難に通過し富士見岩へ。この辺りから、霧氷の森となり、他の山と違った氷の表情で、小生凄く目が奪われ、特に隣の鎌ケ岳をバックにした風景は見事でした。
頂上ではロ-プウェイで来られた観光客でごった返ししており、中には場違いのコスプレやミニスカ-トの女性もおりました。休憩は、風を受けない穴場でジャスト9席を確保し真下にロープウェイを見ながら腹鼓を打ちました。(満足)その分、建物を出た瞬間、凍えました。(笑)
裏道は中道と打って変わって穏やかで、歩きやすい登山道で沢山の方が登って来ました。国見峠の分岐では、数メートルだけですが、各自 ラッセルの練習で新雪の中を歩いてみました。また、裏道では、モコモコでとても美味しそうなメレンゲ一杯の景色で、しっかり雪山を堪能できました。同じ山でも登山道によってはこんなにも景色が変わるものだと、感心しました。
先人たちが築いてきた50年を噛み締めながら大雪の御在所岳を堪能しました。今年は、春以降も記念の山行が目白押しで楽しみです。その一歩を踏み出した今回の山行はメモリ-となりました。(記:TI)

