甲武信岳・金峰山・瑞牆山
山名 :甲武信岳・金峰山・瑞牆山
山域 :奥秩父
メンバー:IT
天気:曇り時々晴れ
R1.11.1(金) 19:45 自宅出発 →22:30双葉SA(仮眠)
R1.11.2(土) 3:30双葉SA出発 → 甲府昭和IC経由→4:30西谷渓谷無料駐車場到着→5:57出発→6:24徳 ちゃん新道へ→8:10新道分岐→10:24甲武信岳山頂→11:06甲武信小屋出発→13:50西谷渓谷駐 車場到着→19:00みずがき山荘到着
R1.11.3(日) 5:57出発 → 7:16大日小屋→7:40大日岩→9:25金峰山→9:40出発→12:15富士見平小屋 →12:28出発→14:10瑞牆山登頂→14:20出発→15:57みずがき山荘→到着→20:50自宅到着
今回、3連休でしたが、仕事を溜め込んでどうしても2日間の行程に。黒戸尾根や燕岳・大天井岳も考えましたが、少しタイトでしたが、1日目甲武信岳、2日目は瑞牆山と金峰山を計画しました。
職場から直接行くところ、必ずと言って何かを忘れ、今回は革靴と登山靴だけでスリッパとシュ-ズを忘れ自宅へ戻り19時45分に出発、双葉SAで3時30分まで睡眠。甲府昭和IC下りてR140号北上。AM4:30西谷渓谷無料駐車場に到着。シ-ズンもありどんどん車が到着。今日明日は未曾有の地、誰かにくっつき虫と思いきや誰も出発しないので車で待機。結局、日の出近い5時57分に出発。
徳ちゃん新道を選択。ウ~ン以外と急登。またひたすら樹林帯だったのかそれも長く感じ飽きるほど。分岐点過ぎて休憩、まだまだ続くよ急登。甲武信小屋少し前で頂上がチョロチョロと。結局、頂上で初めて展望が。富士山はもちろん、南アルプスが全貌。白根三山は下まで真っ白に冬の到来です。少し見渡し甲武信小屋で休憩。250CCのコ-ラがなんと400円高すぎる。また、空き缶は持って帰れとのこと。しかし、飲みたい。バッチ共に購入。飲むと急いで下山。西沢山荘のまで下りると紅葉狩りの観光客に紛れ無事駐車場に。日帰り温泉をグ-グルするとあるわあるわ。ひなびたところに入ると温泉温度37℃程度で最高。30分ゆっくり浸かって、みずがき山荘へ。
同じくグ-グルすると一度甲府市内まで高速使うのと3分早いショートカットし横断する一般道が。しかし、それが失敗の素。とんでもない道で30㎞間すれ違った車は2台だけ。ただ、昇仙峡の反対側の崖から見た紅葉は素敵でした。
山中であり、飲食店無し、ガソリンスタンド、コンビニ探しに韮崎市内まで、馬鹿みたい。コンビニで500CCの缶酎ハイを買って、みずがき山荘の無料駐車場に。着いて眠る前に飲もうと、しかし、しでかして缶を倒してしまい350CCになってしまいました。ティシュで何度もトントンと吸って吸って。後部座席を倒すと足を伸ばして眠れるので最適でしたが、夜中3時位からは寒くて寒くて。車の中といえもっと暖房対策が必要と、数えきれない反省々。それでも7時間くらい眠れました。
予定では5時出発。今日は留守宅さんへの連絡もあり、絶対設定時刻まで、また、電波の状況も悪そうなので、早めの時間と思っていましたが‥‥。
麓、北社市の天気予報では、前線通過に伴い当日13時から4時間程度雨が、また、ヤマテンではその時間帯はキリとあったので、計画の瑞牆山→金峰山を変更して、先ず午前中に金峰山に登って、瑞牆山は天気の様子を見て考えることにしました。
さて、出発と思いきや誰も歩いていない。上は富士見平小屋でも有り、またまた怖じ気づいて、結局6時前になってしまい、若い男子にしばらくひっつき虫。お天気は、天気予報どおり少し曇りがち。金峰山への道程は昨日の甲武信岳よりは展望良し。富士見平小屋手前で瑞牆山がくっきり。また、鷹見岩、大日岩そして砂払ノ頭へ。ここでは富士山を始め北アルプス南部は近くの八ヶ岳に隠れていましたが、後立山連峰あたりまで見渡せ、最高でした。そこから頂上までは、下って登って岩場に悪戦苦闘しながら頂上に。五丈岩には若い人たちが果敢によじ登っていました。頂上は奥秩父一の展望もあって、先程見えなかった北関東の山も近くに見えました。少し腹ごしらえして下山です。天気予報では天候が崩れてくるはずなのに逆に良くなるではありませんか。
実は、昨日の甲武信岳、今日の金峰山といい、なかなかペ-スが上がらず、瑞牆山に登れなくても天気が崩れたからと言い訳できるよと悪魔が囁きます。その反面、せっかくここまで足を運んだのだから、例え少しぐらいの雨が降ってもどうしたの?と天使が。葛藤しながら富士見平小屋まで下山、12時10分に到着。ここでもコ-ラを買って少し思案。瑞牆山から下りてきた若い人にどれ位かかったと聞いたら4時間弱。えぇ、そんなにかかるの、と思っている間に曇ってきた。やっぱり早く行くべきだと。12時30分前には瑞牆山に向かって歩き出しました。高低差400m程度と鷹をくくっていたら、一旦渓谷まで下りてそこから約600mの急登を一気に。楽しいというか修行、修行と言い聞かせながら、鷲羽山岳、水晶岳以来の一日2座を目指しました。時間的に沢山下りてくるのでその間息を整え、大きな岩場を超えていきますが、足取りはさすがに重く棒状態(棒だったら登れない)、若いお姉ちゃんに頂上はもう少しですよ、頑張りましょうと励まされ、頂上に。朝9時30分頃にはあそこに居たよな、と金峰山に挨拶。ここでも、富士山を始め南アルプスや八ヶ岳が近くに見えます。目に焼けつけながら、留守宅さんへの連絡もあり急いで下山しました。不思議に足が軽くなり、駐車場には15時57分雨にも降られず無事到着。
計画から57分遅れで出発。下山も12分の遅刻。案の定、電波の矢印は無し。最終連絡時刻17時まで時間はありましたが、着替えず電波が良いところまで急ぎました。ラインやメ-ルが繋がるところまで下りた、16時8分頃留守宅さんから心配の電話。車を止めて申し訳ありませんと。多分、小生の力量からすると無謀な計画ということで、ご指摘を受けてかけてくださったと思います。本当に申し訳ありませんでした。前日8時間、本日10時間と長丁場でしたが、帰りの中央道も園原~中津川対面交通のため渋滞にはまり、帰路も長丁場となり家には20時50分無事帰還しました。