個人山行 武奈ヶ岳

年月日 :2022/3/20
山名  :武奈ヶ岳
山域  :比良
メンバー:SS(leader),TA

コ-スタイム:JR蟹江駅6:20==8:30葛川市民センタ-P9:15-9:20坊村登山口9:30-11:45御殿山12:00-12:01ワサビ峠12:05-12:40武奈ヶ岳山頂12:55-13:25ワサビ峠13:30-13:31御殿山(昼食)14:10-15:40坊村登山口15:45-15:50葛川市民センタ-P16:00==JR蟹江駅で解散

武奈ヶ岳の山名由来はブナの木がメイン諸説。琵琶湖と安曇川に挟まれた比良山系の最高峰。意外に中々行くことが少ない琵琶湖のすぐ西側に位置。日本2百名山で琵琶湖国定公園の一部分。今回は「見晴らし良く山頂付近にまだ雪がたっぷり積もりつつもそれ以前の道中は春を感じられそうなところ」に「トレ-ニングを兼ねて春雪山を楽しむ」をテ-マにした個人山行です。

当日の登山口は小雨。車中にて様子見待機→30分で止み準備開始→すぐに登山口に到着。シェルが要らない位の気温の中、リーダ-と共に春雪山「御殿山ピストンコ-ス2人旅」登山の行動開始しました。(リーダ-どうぞよろしくお願いします!)

スタ-ト前に山を見上げると、中腹まで雪がほぼ無い。道中すれ違う登山者は関西弁の談笑の声。よし行くぞ!となりましたが、よくあるあるの登山口入ってすぐいきなり樹林帯の九十九折り急登に直面です。樹林帯の序盤は「岩が多い」攻撃、終盤は「ぬかるみ」攻撃。⇒結果は夫々に苦戦しました。そしてこれは目的であるトレーニングの範囲内では有りますが、しんどすぎて想定外でも有りました。落としどころはリーダ-との会話を楽しみながら乗り越えるです。そうやってなんとかクリアして次に突き進みます。

標高600m位から残雪がうっすら見え始め、残雪の有・無のエリアが分かれて見え始めます。900m付近ではしっかりとした積雪に変化、雪も降り始めました。ここからはトレースがくっきりある雪山登山へ移行です。更に進み御殿山(標高1,097m)を超すと今度は急登箇所も出始め、序盤の楽しい雰囲気から徐々に引き締まった雰囲気になっていき一歩一歩足元を確認しながらの歩みになりました。そうしてなんとか武奈ヶ岳山頂(標高1,214m)に到着。軽い吹雪状態でしたので写真撮影後にすぐピストン折り返しとなりました。下山中に御殿山で昼食。これまで同様に登山には支障無しの視界ではあるものの琵琶湖、伊吹山等の期待していた眺望は未だゼロ更新中。リーダ-とは「こんな日もあるよね」と会話しながら食後のコ-ヒ-を楽しみました。

昼食後のその後の帰途中ではケルンと雪庇を発見。その意味、危険性、対処をリーダ-よりレクチャ-を受けて勉強になりました。

更に歩を進めると、薄々恐れていた最後の難関に差し掛かります。気温上昇とともに柔らかくなっていく雪山から雪無し山モードへ戻る境目=ぬかるみ下りロードです。とたんに他グル-プもスローダウン。下山後に駐車場に向かうまでの間、すれ違う方々に2度見される事だけは避けようとリーダ-と誓いつつ丁寧に歩行。ハラハラした場面もありましたが、なんとか共に無事で下山完了しました。

※今日は琵琶湖等々の周辺名所眺望を楽しむ事は出来ずでしたが、残雪の中で木の幹周辺の解けた部分からは未だ小さいですが植物が顔を出し始めている所もあり、春の訪れを感じる山行が出来ました。トレ-ニングも出来ました。ありがとうございました、おつかれさまでした。(記:TA)

 

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