春の尾瀬三山
山名 :至仏山(2,228m)、会津駒ヶ岳(2,133m)、燧ヶ岳(2,356m)
山域 :越後山脈
メンバー:IT
5月2日(火) 14:00自宅→名古屋IC→岡谷IC→R142号→佐久中佐都IC→沼田IC→ 21:00鳩待峠
車中泊418km
5月3日(憲法記念日)
5:21鳩待峠(1,591m)→小至仏山→7:57至仏山(2,228m)8:35→至仏山→9:59鳩待峠
10:30鳩待峠→160㎞→15:00民宿すぎのや 福島県南会津郡檜枝岐村滝沢1024
5月4日(みどりの日)
7:07→7:30滝沢登山口(1,103m)→水場(1,676m)→10:49駒ノ池(2,054m)11:03→→11:15会津駒ヶ岳(2,133m)11:35→13:27登山口→13:50すぎのや
5月5日(こどもの日)
4:30すぎのや→ 4:50尾瀬御池(1,509m)5:23→6:31広沢田代(1,755m)→7:22熊沢田代(1,952m)7:40→8:45俎嵓 (2,346m)9:19→9:44熊沢田代9:49→10:54尾瀬御池
11:25尾瀬御池→お蕎麦食べて日帰り温泉→桧枝岐村→R352、121、400号→西那須野塩原IC →東北自動車道→岩船JCT→高崎JCT→佐久南IC→R142号→岡谷IC→せと赤津IC→20:28自宅 604km
至仏山(上り649m)
・ゴ-ルデンウィ-クだけ鳩待峠に駐車が可能で、到着時には約4割が埋まっており、24時過ぎには満車状態で、4時頃に上がってきた豊橋ナン バ-は駐車場管理のおじさんに戸倉に戻るよう指導されていました。
・駐車料金は一日2,500円とバカ高いのですが、両ドアを目一杯開けても隣に当たらないスペ-スが有り、場所的にも仕方ないかな、認めざる を得ませんでした。(せめて舗装くらいは)
・登山口からチェーンスパイクを装着
・急峻な登りは無く登りは頂上まで同じ傾斜と感じた。歩き易い。
・小至仏山を過ぎると武尊山の真上に富士山がにょっきり
・今回の山行では一番の山頂スポットは、至仏山。何故なら西側の百名山が眺望できました。会津駒ヶ岳、燧ヶ岳では見えない山としては、南アルプス、谷川岳が見えます。他の山同様では、武尊山、皇海山、奥白根山、男体山、磐梯山、越後三山、巻機山、平ケ岳、浅間山そうそうたるものです。
・登りは凍っていましたが、下りは少しずつ雪が腐ってきました。
・約15㎞先には燧ヶ岳が目先にありますが、車で約160㎞移動が大変でした。日光市の渋滞を避けるため戦場ヶ原を左折して見通しの悪い山道をくねくねと。
会津駒ヶ岳(上り1,058m)
・「登山口から一番近い」に誘発され、民宿すぎのやに連泊しました。
当然山菜が中心となり、一日目はきくらげの刺身がどっさり、ウドの酢の物、イワナの塩焼きなどで殆ど肉はありませんでした。地元のお 蕎麦、裁ちソバは美味しかったです。翌日の夕食は、趣向を変えてイワナの刺身、アユの塩焼き、陶板焼きなど2日目は最高でした。また、最終日は朝4時に出発するに合わせて温かいおにぎりを結んでくれました。宿も温泉でしたが一つしかないため、近くにある2か所の日帰り温泉の法人向け無料カ―ドを貸していただき連日癒しました。
・部屋には何故かガムテ-プが、直ぐにカメムシ用と思いました。部屋にはまだまだ弱い蜂がいたのでこの万能なテープで傷つけることなく外へ逃がしました。
・滝沢登山口まで車で行けるとのこと出発しましたが、既に満車状態で結局下の方で停めたのでそれほど足しにはなりませんでした。
・雪が出現する水場(1,670m付近)まで噂通りの急登で、今回の中でも一番の体調がよくなく息が上がり乳酸が溜まるのがよくわかりました。
・アイゼンを装着してからは少しずつ感覚がつかめていき、稜線に入ってからは快適に山頂に向かうことができました。前日に引き続き少し霞んではいるものの東には磐梯山も眺望できました。
・当初計画した中門岳へは約50分、雪庇もよく見え前述通り引き返しました。
燧ヶ岳(上り918m)
・御池駐車場は広くて450台駐車可能で1,000円です。
・喉の調子も少し改善して、3日間で一番体調が良い日でした。
・登山口から直ぐのところに水芭蕉が咲いており、その先からアイゼンを装着しました。
・この日は福島でも28度予想で朝一番なのに雪の状態がよくありません。また、道案内するピンクの札の数がほとんどなく、ルートファインディングに手こづりました。足跡は無数にあるけど皆さんも迷っているみたいで、結局ヤマップル-トから外れます。
・急登は最後だけと思ってましたが、雪のため直登ばかりで大変でした。
・熊沢田代へ到着すると、目の前の燧ヶ岳が大きく、大迫力で最高です。
・頂上直下急登で雪も腐っておりとても怖かったです。
・最終日は当初終日曇りの予測でしたが、この日も快晴で暑くてたまりません。
・頂上からの景色は最高で、一昨日反対から見た尾瀬ヶ原をバックにした至仏山、燧ヶ岳からしか見れない尾瀬沼が眼下に広がっております。
・柴俎嵓へ一瞬足が向きかけましたが、40度以上の傾斜をアイゼンで岩場を一旦降りて登り返しの100mは堪えるし、雪の状態も良くないし、また、帰りの渋滞を避けることを優先しやめました。
・特に帰りは道を外しまくりましたが無事下山しました。
計画では渋滞に巻き込まれるので、仮眠しながら深夜割を利用して帰るつもりでしたが、暑くて暑くて眠る場所がありません。また、14時までに東北自動車道に辿り着けば渋滞なく行けるかもしれないと先を急ぎました。なお、どこを走っても首都圏に戻る車の多さにびっくり。とても住めないなぁ、と思いました。矢板付近の渋滞も5㎞程度で済み、中津川当たりの状態情報も通過時には解消しており、小牧JCT付近の渋滞もせと赤津ICに回避したので約8時間で自宅に戻れました。
帰りの途中で音楽に飽き、ラジオに切り替えた途端、地震の緊急速報が鳴り、石川県、富山、新潟、群馬、福井県に発令されましたと、一瞬で奥能登と分かりましたが、何故群馬とびっくりしました。
当初不安で一杯でしたが3日間とも快晴続きで雪山の山行を満喫しました。6月に予定している皇海山と平ケ岳の下見にもなりました。会津駒ヶ岳の際にシャツを捲りあげたまま歩いていたため、焼けすぎて真っ赤になってしまい皮が剥けてしまいました。猛省。