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年月日 :2023年6月9日(金)~11日(日)
山名 :皇海山(2,144m)、赤城山(駒ヶ岳1,689m))
山域 :足尾山地、独立峰
メンバー:IT、TT、HH
6月9日(金)
3:50丸の内IC→5:30駒ヶ根SA6:00→伊勢崎IC(ETC6,710円)→R122号→10:50国民宿舎かじか荘
11:51国民宿舎(826m)→12:55一の鳥居(1,033m)→14:13庚申山荘(1,446m)
6月10日(土)
3::50庚申山荘→5:06庚申山(1,892m)→6:19薬師岳(1,764m)→7:18鋸山(1,993m)→8:49
皇海山(2,144m)→10:06鋸山→11:05女山(1,836m)→13:30庚申山荘→15:37国民宿舎
16:00国民宿舎→17:15滝沢館
6月11日(日)
7:45滝沢館→8:30駒ヶ岳登山口駐車場(1,351m)9:00→駒ヶ岳(1,689m)→10:30駐車場
10:45駐車場→食事→渋川伊香保IC→佐久南IC→R142号→岡谷IC→黒川IC→17:20到着
数年前まで皇海橋から4時間30分で登れた皇海山も自然災害のためル-トが通行止めとなり修復の目途もなし、現在は14時間かかる国民宿舎かじか荘からのクラシックル-トしかなく、100名山でも難関な一つです。今回、単独ではなく100名山を目指す3人で修行に行ってきました。また、TT、HHさんが未到頂で近くにある赤城山の2座を計画しました。
梅雨の最中、遠くの台風3号に刺激された前線による雨が予想されましたが、ITとHHは自称晴れ男と晴れ女なので、金曜日昼前から雨があがり、土曜日は曇り気味でしたがまずまずの天気で安堵しました。
〇皇海山
1日目: 5.7㎞、上り 740m、 行動時間 2時間20分
2日目:19.7㎞、上り1,579m、下り2,228m、行動時間11時間53分
・1日目は林道が半分、残りは奇岩巡りの登山道で、雨上がりのため蒸して汗だくでした。
(小生汗かきでパンツズボンは朝起きたらようやく乾きました)
・庚申山荘は定員60人です。平日にもかかわらず、①関西方面からのツア-ガイド入れて8人(当日山頂アタックは雨で断念近くのお花巡りでコンシンソウを探索)、②同じくツア-8人組③埼玉県の山岳会12人、④18時半過ぎに息を切らして到着した恰幅のいい男性、そして我々3人なので定員の約半分なのに、先客は皆さん贅沢に陣取っており、皆さん一人分のところに3人が滑り込みました。
・翌朝4時前の出発もあり18時には就寝、久しぶりによく寝ました
・山荘と皇海山との単純標高差は650mなのに累積上りは1,579mなので、繰り返しのアップダウンは足腰にこたえます。朝一番は暗く道迷いもありてこずりましたが1時間強で埼玉県の山岳会の方々と庚申山に到着、薬師岳から鋸山の核心部分で朝30分前に出発したツア-8人組に追いつき、先に道を譲ってくれて八ケ岳真教寺尾根同様の鎖や梯子を通過しましたが気をもみました。(結局ここで先行させていただいたので時間的余裕ができました)
・皇海山直下と鋸山の登り返しは、ヤマップでの皆さんの報告でも口を揃えてますが、きつかったです。途中でトレランの若い男性は国民宿舎から3時間で登頂したとのこと。我々の半分の時間で尊敬しかありません。また、途中で抜かれた方に声掛けしたら「えらい」と言われたので、頂上で愛知の方ですかと尋ねたら桑名から来たとのことで、下山後直ちに三重に戻るとのことで、これまた超人と唖然です。
・鋸山から女山間は、高さ1.8mの藪が生い茂る藪漕ぎが30分近くあります。下は道がついていますが初めての経験で単独でなく3人で来てよかったと思いました。
・六林班峠から庚申山荘まで2時間超、これまた皆さんの報告でも長いとの悪評。その通りで、常に右下がりの道で、沢の度、降りてまた登っての繰り返しが8回あり、これまた足腰にきます。
・12時間弱かけて国民宿舎に戻ってきましたが、肩、足等なんかかんか痛めて無事下山しました。TTとHHさんからは黒戸尾根よりしんどかったと一言。それだけ過酷でこれまた皆さん口に揃えて言っていますが、「もう行かない」これが全てを物語っております。
・ヤマップの記録で時間の早い人たちは、間違いなく国民宿舎~庚申山荘間は走っていますね。
〇滝沢館
秘境の温泉宿です。〇〇以外温泉、料理、仲居さんは最高でした。(タバコ臭いですが)
〇赤城山
・当初最高峰黒檜山を登る予定でしたが、1時間当たり7~8㎜の土砂降りで、同じ赤城山の一つ駒ヶ岳をピストンすることになりました。
・小生、駐車場少し手前まで登る気満々でしたが、土砂降りに慄き、また、3年前に来ていることもあり、お二人を裏切り車でお待ちしました。(ごめんなさい)
・TTとHHさんから一言
「超A級「皇海山登頂」翌日の赤城山アタックなりましたが、あいにくの雨模様になり疲労も重なったので赤城山駒ヶ岳の登頂だけで終わりました。北関東方面百名山がまだまだ残っていますのでその時に、赤城山周回をしたいと思いました。」
〇最後に
・皇海山では、シロヤシロ、シャクナゲ等の花がどこも満開で初めて目にしました。また、コウシンコザクラやイワカガミなどの可愛いお花も癒してくれました。ただ、コウシンソウはよくわかりませんでした。赤城山から少し下ったところの車中から見たレンゲツツジも見事でした。このようにお花一杯で暑くない山行で苦難でありましたが思い出なる山行でした。
・今回、気の知れた三人で登れて楽しかったです。8月に行く幌尻岳もよろしくお願いいたします。雨の中900㎞運転してくださったTTさんありがとうございました。
記録:IT
滝と鹿(花札)
庚申山荘前
薬師岳からの核心分
三点支持
シロヤシロノのトンネル
皇海山頂上
背丈以上の藪漕ぎ
赤城山(駒ヶ岳)山頂
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