やっと頂上に 小秀山( 1982m)
山名 :小秀山
山域 :阿寺山系
メンバー:SM .FM
コースタイム 自宅 5:15~乙女渓谷キャンプ場 7:20 7:35~夫婦滝 9:25~三の滝道分岐 10:50~小秀山 12:30 13:05~分岐 14:18~三の谷登山口 16:00~キャンプ場P 16:35
日帰り登山では一番キツくて時間のかかる山、体調がいまいちならば分岐で撤退だとの感想が多い小秀山。
分岐で撤退か、頂上を目指すかは登山開始してからのお楽しみでチャレンジしました。キャンプ場に着いた時には駐車の余地がない程です。
二の谷登山口避難小屋は前泊出来るほどの綺麗な小屋です。ここから先は中級 上級登山者のみのコースの立て看板があり、ひとまず通過する。
ここからは、沢沿いの傾斜のある木道を登っていく。好天続きで木道は全く濡れていなくて難なく通過できた。Sさんは前回ツルツルと滑って恐怖の木道歩きだったとか。
高さのある夫婦滝を高巻いていくと荒れた登山道の急登が始まる。その先に有名なカモシカ渡りの看板がひょっこり。写真で見るより急な岩場で支点はたくさんあり攀じ登れば越えることができる。ひと岩超えたらまた次の岩場が出てきた。後方の登山者が待機していて焦りと緊張でカモシカ渡りを味わう暇なくあっという間の通過だった。果たしてカモシカはどうやって通過するのか 今も通過しているのかな。
緊張が解けてほっとすると三の谷道分岐に出会う。休憩場所で虫は容赦無く襲ってきてハッカスプレーも全くきかない。虫コナーズのスプレーが必要だ。次回必ず持参することにした。
私達は今回余力があったので分岐から頂上を目指した。カブト岩を難なく通過して炎天下の小秀平を歩くとこんもりした山の頂上に避難小屋が小さく見えてくる。小屋が見えてからもまだ先は長く、やっと頂上に着いた時はかなりの登山者で賑わっていた。頂上からは御嶽山が眼前に大きく見えた。
休憩をしていると高齢者のグループなどが続々と登ってきた。高齢者たちはこれで3回目とか・・自慢している。高齢の諸先輩たちは頑張っています。
会員のOさんは一人で毎年『孤独の登山』をやっている。こんなコースを単独で入山するとはあらためて尊敬します。Sさんコメント・・一人では来れんわ・・・と。
下山は思っていたよりも時間がかかり、三の谷登山口に着いた時は夕方です。さらにキャンプ場まで2キロの長い長い歩きがありました。
これ程1日の行動時間が長い山は自分の体力保持と測定にもなり、またチャレンジしたくなりました。
私にとっては1回目の登山はピークハントできました。次回はもっと余裕のある時間と体力で入山したいです。(F)