奥大日岳・雄山

年月日 :2021.5.8~5.10
山名  :奥大日岳・雄山
山域  :北アルプス・立山
メンバー:MS.MF.DR.MR

5/8(土) 名古屋〜室堂

昨年から続くコロナ禍での久しぶりの個人山行春山企画です。ワクワクと期待しながらも天気予報は「C」となっていて好天を望みながらの出発でした。初日、室堂は落ち着いた天気でした。私達は翌日に備えて、急斜面での歩行と滑落者の確保訓練をやりました。これが翌日急斜面の歩行に役立ちました。

 

5/9(日) 雷鳥荘(11:20)〜室堂乗越 ~2400m撤退(13:18)~雷鳥荘(15:00)

朝から強風とガスで全く視界なし。その後に雨、みぞれと中々天気は良くならず、ようやく11時頃に天気が落ち着き、途中まで行ってみることにしました。雷鳥沢から乗越の稜線に出ると上市からのガスが途絶えることなく湧き上がってきます。小ピークを越える毎に斜面の傾斜と高度感が増してきて緊張感がMAXになりました。奥大日岳のピークは相変わらずガスに覆われて見えません。L判断で室堂乗越を過ぎた2400m辺りで引き返しました。登りより下山の方がさらに恐怖感が増した厳しい下りでした。雷鳥沢に戻った時はほっとしました。

 

5/10(月) 雷鳥荘(7:30)~室堂(8:30)~一ノ越(9:35)~雄山(10:45)~一ノ越(11:45)~室堂(12:25)

朝から晴天です。室堂ロッカーに不用品を預けて雄山を目指しました。一ノ越からの急登を歩き始めたら急に風速が強くなり、ピッケルで耐風しながらの登りでした。3000mの頂に立つには楽に登山させてくれません。我慢の登りで雄山神社のピークに立つことができました。富士山も剱岳も展望素晴らしくて、雄山の頂上は何度来ても感動します。最終日に春山を満喫できました。今回は、会友のMさんとも久々に山行が共にできてよかったです。撤退の奥大日岳には機会あればまたチャレンジしたいです。今回二泊の雷鳥荘はコロナ対策もしっかりしていて源泉の展望温泉、種類の多い食事と居心地の良いお宿でした。立山は山のスケールが大きくてコースも選択できる良さがあります。何度も訪れたくなる山です。(記録:MF)

 

 

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