個人山行 甲斐駒ヶ岳

年月日 :2022/8/14~15
山名  :甲斐駒ヶ岳
山域  :南アルプス
メンバー:H.H、T.T、I.T(記録)、T.A(一般)

 

行程:8/14 3:30集合(名古屋市西区)→丸の内IC→小淵沢IC →6:40尾白川渓谷駐車場(770m)→10:36前屏風ノ頭→13:45七丈小屋

   8/15 3:41七丈小屋→5:35甲斐駒ヶ岳→7:16七丈小屋7:51→9:52前屏風ノ頭→11:51尾白川渓谷駐車

 歩行距離18.6㎞  累積標高2,534m    

小生宅を出る時は、ぽつぽつの雨がコンビニに寄って外に出れば、バケツをひっくり返す大雨に。T.Aさん待ち合わせ場所は川の様な状態に、先を占うかのような出だしでした。

しかし、これ以後の天気に関しては自称晴女と晴男の修験道もあってか、特に翌日の日の出そして頂上での眺望と絶景を味わえました。

思い出となる、ハプニングもありました。2日前にキャンセルした際の連絡が、一人から全員と伝わったようで、本来泊まれないことになっていました。前屏風ノ頭付近ですれ違ったク-ラ-ボックスを背負った若人は、山小屋の人だと思い何気なく声掛けたら、不思議そうな顔して今日泊かと聞かれ、「そうです」との返事に、山小屋に電話して頂いたようでした。ただ我々のキャンセルで山番を一人にしたようで、忙しくなったこともあって終始機嫌悪かったです。(ただ、我々だけ第2小屋泊めて頂きゆったりした一夜でした。)

もう一つ、夕食直前に60歳手前の女性が飛び込んできて、登り時に第二小屋前にある屋外トイレのちょっとした置き場に財布を忘れたとのことで必死な形相でした。聞くと、山の経験も少なく無謀に4時からピストンを目論んだものの日没前に七丈小屋へ、途中鎖場では振られて死ぬ思いだったそうです。何せ財布のことが気になり直ぐに下山して警察にと思いだったようですが、皆さんで止めて結局我々同じ小屋に泊まられて明るくなって下山したようです。(結局警察に届出があったようです。良かった。)

さて、長丁場の山行、それだけトレランの方には魅力的なのでしょう。多いこと、多いこと。小屋まではH.Hさんの先頭で二日前の御嶽山もあってか快調に飛ばします。息子から聞いていた小屋直前の100m下っての200m登りは、久しぶりの重い荷物もあってか私だけ本当にこたえました。

翌朝3時起きで3時40分に出発です。今日は私が先頭でしたが最後まで快調でした。夕食のカレーとコロッケパワ-と朝食も全部平らげることができたからですが、同行者の皆さんにも恵まれました。二本の剣、オベリスク越しの富士山、右にポコンと飛び出た北岳と間ノ岳そして塩見岳、そしてひときわ美しいカ-ルをまとった仙丈岳など5年ぶりの総揃いです。

やはりリーダ-が良く、気の合うものどうしの山行は格別です。